1軍でも輝けるか…阪神、ファームで躍動している6人。2軍から出場機会を求める選手たち
2023/06/29
産経新聞社
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プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには二軍での成績が判断材料となるだけに、ファームでの活躍が求められる。しかし、二軍で好成績を残しても、そのまま一軍で通用するとは限らないといえる。ここでは、今季ファームで躍動している阪神の選手を6人紹介したい。(今季成績は28日時点)
馬場皐輔
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/97kg
・生年月日:1995年5月18日
・経歴:仙台育英高 – 仙台大
・ドラフト:2017年ドラフト1位
2021年には44試合に登板した実績を持つ馬場皐輔。今季はファームで安定感のある投球を見せるも、ここまで一軍から声がかかっていない状況だ。
2017年ドラフト会議で1位指名と高い期待を受け、阪神タイガースに入団した馬場。プロ3年目の2020年にリリーフで32試合に登板し、2勝1敗9ホールド、防御率2.08の好成績を残した。
さらに翌2021年には自己最多の44試合登板で13ホールドポイント(3勝10ホールド)をマーク。2年連続で結果を残し、ブルペンに欠かせない存在となった。
しかし2022年は7試合の登板にとどまり、防御率5.14と寂しい数字に。ファームではまずまずの数字を記録したが、悔しいシーズンとなった。
今季は、開幕二軍スタート。ファームでは好投を見せているが、ここまで一軍昇格はない。中堅と呼ばれる年齢を迎えているだけに、再び一軍のマウンドで躍進したい。