1軍でも輝けるか…阪神、ファームで躍動している6人。2軍から出場機会を求める選手たち
2023/06/29
産経新聞社
遠藤成
・投打:右投左打
・身長/体重:178cm/84kg
・生年月日:2001年9月19日
・経歴:東海大相模高
・ドラフト:2019年ドラフト4位
高卒4年目の今季は、二軍で打率3割超を記録するなど大きな成長を見せている遠藤成。待望の一軍デビューに期待がかかっている。
東海大相模高時代には投手兼遊撃手として活躍した遠藤。本格派右腕として知られた一方、打っては高校通算45本塁打を放つなど、抜群の野球センスを誇った。
その後、2019年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。プロでは内野手として勝負することになった。
ルーキーイヤーは二軍で62試合に出場し、打率.157と苦しんだが、翌2021年は86試合出場で打率.235と徐々にプロへの適応を見せ始めた。
2022年はフレッシュオールスターで先頭打者本塁打を記録し、優秀選手賞を獲得するなど、大舞台での強さを発揮。しかし、一軍デビューはお預けとなった。
高卒4年目を迎える今季は着実なレベルアップを見せ、ここまで打率.315と大きく躍進。内野の全ポジションをこなすなどユーティリティー性も兼ね備えており、今季中の一軍昇格が待ち望まれている。