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球界の“渡り鳥”!? すでに3球団以上でプレーしている現役5人。複数回移籍している選手たち

2023/06/28

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産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球は、メジャーリーグと比較して移籍が少ないといわれている。しかし、球界を騒然とさせるトレードやFA移籍などは定期的に発生しており、リーグを問わず複数の球団でプレーすることも珍しくない時代になった。そこで今回は、3球団以上でプレーしている現役選手を5人紹介する。(今季成績は27日時点)

 

 

涌井秀章


出身:千葉県
投打:右投右打
身長/体重:185cm/85kg
生年月日:1986年6月21日
ドラフト:2004年ドラフト1巡目

 
 現在は中日でプレーする涌井秀章。自身初のセ・リーグ球団への所属となっているが、波に乗れないチームのなかで自身の役割をこなし続けている。
 
 横浜高校時代から注目を集めるピッチャーだった涌井。甲子園でも見事なピッチングを披露し続け、西武に入団。ただ、プロ初先発は3イニングを投げきれず7失点を喫した。
 

 
 それでも、2年目からプロの世界に適応し二桁勝利(12勝)を記録。3年目にはさらなる成長を見せ、沢村賞に輝くなど西武のエースとして2008年のリーグ優勝にも貢献した。
 
 しかし、安定感に欠けるピッチングが増えたこともあり、2012年より抑えに転向。ただ、涌井は先発起用にこだわりを持っていたこともあり、先発起用を名言したロッテにFA移籍した。
 
 ロッテで6シーズンを過ごし、2020年からは楽天に加入。NPB史上初となる3球団での最多勝を達成した。
 
 そして、22年オフには阿部寿樹とのトレードで中日の一員に。ここまで3勝7敗ながら、防御率3.42と先発ローテーションの一角として一定の結果を残している。

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