球界の“渡り鳥”!? すでに3球団以上でプレーしている現役5人。複数回移籍している選手たち
2023/06/28
産経新聞社
炭谷銀仁朗
出身:京都府
投打:右投右打
身長/体重:181cm/98kg
生年月日:1987年7月19日
ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
ベテランと呼ばれる域に突入し、数々の経験を重ねてきた選手が炭谷銀仁朗だ。
平安高校(現:龍谷大平安高校)では通算48本のアーチを描き、強打の捕手という評価を受けていた炭谷。高校生ドラフト1巡目で西武から指名を受けた。
オープン戦での活躍が認められ、高卒新人ながら開幕戦でスタメン出場。鮮烈なデビューを飾った一方、その後は打撃・守備の両面でプロの壁に苦しんだ。
2011年から正捕手の座を獲得し、毎年100試合以上に出場。ただ、森友哉(現:オリックス)の台頭も影響し出番が少なくなると、FA権行使を決断し巨人へ移籍した。
とはいえ西武時代ほどの存在感はなく、大城卓三らの活躍で出番も限られ、思うような成績は残せなかった。
巨人での3シーズン目を迎えた2021年途中、金銭トレードで楽天への移籍が発表。まさかの移籍に大きな注目が集まった。浮上のきっかけを掴めないチーム状況の中で、経験豊富な炭谷にかかる期待は大きい。