球界の“渡り鳥”!? すでに3球団以上でプレーしている現役5人。複数回移籍している選手たち
2023/06/28
産経新聞社
中島宏之
出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:180cm/90kg
生年月日:1982年7月31日
ドラフト:2000年ドラフト5位
実績十分ながら、今季は現時点で1軍出場のない選手が中島宏之である。
伊丹北高校では通算43本のアーチをかけ、プロからも注目される選手に。甲子園とは無縁の高校ながら、ドラフト5位で西武に入団した。
入団直後は守備の安定感に欠ける部分もあったが、徐々に克服して打撃も成長。自己最高の打率.331を残した2008年を筆頭に、打率3割・20本塁打に近い成績を残し続けた。西武で11年間プレーしたのち、メジャー挑戦を経て2015年にオリックスへ加入。
オリックスで一定の成績を残した一方、契約更改で球団と折り合いが付かなかったため、オリックスを退団し、2018年オフに巨人へ移籍。
勝負強い打撃はいまだ健在だが、今季はまだ一軍出場を果たせていない。しかし、中島の存在が求められる場面は必ずやってくるはずだ。今はその時を待ちながら、2軍で調整を続けている。