大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



新たな“岡田チルドレン”? 阪神、リーグ優勝にかけて躍進した6人。快進撃を支えた選手たち

2023/09/16

text By

photo

産経新聞社



才木浩人

阪神・才木浩人
出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:189cm/86kg
生年月日:1998年11月7日
ドラフト:2016年ドラフト3位
 
 けがから復帰し、力強い投球を見せつけている才木浩人。阪神の強力投手陣の一角を担っていることは間違いない。
 
 須磨翔風高校のエースとして躍動し、ドラフト3位で阪神から指名。藤浪晋太郎(現:オリオールズ)に続く本格派右腕という扱いを受けていた。
 

 
 2018年にはシーズン6勝を記録し、期待通りの活躍を見せた才木。ところが、2019年に右ひじの痛みを訴え、2020年に右肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を決断。
 
 その後、一時は育成契約となったものの、昨シーズンに支配下復帰を果たした。
 
 苦しい時期を乗り越えた才木は、昨季7月の中日戦で1159日ぶりとなる勝利投手に。最終的に4勝を挙げ、復活のシーズンとなった。
 
 今季もここまで8勝。防御率も2点台前半をマーク。9月14日の巨人戦でも先発マウンドに上がり、7回1失点の好投。見事に勝利投手となり、本拠地・甲子園球場で18年ぶりリーグ優勝を決めた。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!