新たな“岡田チルドレン”? 阪神、リーグ優勝にかけて躍進した6人。快進撃を支えた選手たち
2023/09/16
産経新聞社
大竹耕太郎
出身:熊本県
投打:左投左打
身長/体重:184cm/87kg
生年月日:1995年6月29日
ドラフト:2017年育成選手ドラフト4位
先発左腕として復活を果たしたのが、福岡ソフトバンクホークスから移籍した大竹耕太郎である。
済々黌高校では、2年生エースとして夏の甲子園に出場。早稲田大学進学後は2年春のリーグ戦で防御率0.89と活躍し、最優秀防御率のタイトルを獲得した。
ただ、大学3年以降は本来の投球が影を潜め、育成ドラフトでソフトバンクに入団した。
ルーキーイヤーにファームで8勝、防御率1.87を記録し、支配下契約を勝ち取った大竹。2020年はファームで最優秀防御率や最多勝のタイトルにも輝いたが、1軍定着とはならず。昨オフに現役ドラフトで阪神への入団が決まった。
新天地での活躍を誓った大竹は、2020年以来となる勝利を挙げると、開幕から抜群の安定感を発揮。
すでに2桁10勝を挙げ、キャリアハイを大きく更新。防御率も2点台前半を維持しており、大竹の加入がリーグ優勝の一因となったことは間違いないだろう。