移籍となればレギュラーに? プロ野球、トレード注目野手6人。1軍クラスの実力持つ打者たち
2023/07/10
産経新聞社
菅野剛士(千葉ロッテマリーンズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:171cm/83kg
・生年月日:1993年5月6日
・経歴:東海大相模高 – 明治大 – 日立製作所
・ドラフト:2017年ドラフト4位
近年は二軍でハイレベルな成績を残すも、一軍ではその実力を発揮できずにいる菅野剛士。今季は熾烈な外野手争いに敗れ、二軍が主戦場となっている。
日立製作所から2017年ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズへ入団した菅野。ルーキーイヤーから「6番・左翼」で開幕スタメンに名を連ねたが、同年は53試合に出場するも、打率.176、2本塁打と結果を残すことができなかった。
それでも、2020年には自己最多の81試合に出場し、打率.260、2本塁打、20打点を記録。特に出塁率.389と選球眼の良さが光るシーズンとなった。
しかし、翌2021年以降は再び低迷。2022年は41試合出場で打率.209と寂しい数字に終わった。一方、ファームでは打率.299(規定未満)、5本塁打と持ち味を発揮。
今季は6月11日に一軍登録されるも、10打数1安打とアピールができないまま登録抹消に。藤原恭大や山口航輝など若手外野手が頭角を現しているだけに、チームでは厳しい立場になっている。
【了】