まさかの“交代劇”…シーズン途中で休養を余儀なくされた監督5人。責任を取った指揮官たち
2024/04/23
産経新聞社
谷繁元信
出身:広島県
投打:右投右打
身長/体重:176cm/81kg
生年月日:1970年12月21日
ドラフト:1988年ドラフト1位
一時はプレイングマネージャーとして、選手兼監督という立場を担っていた谷繁元信も、休養を経験したことがある。
江の川高校(現・石見智翠館)で通算42本塁打を記録し、強打の捕手として注目された谷繁。ドラフト1位で横浜大洋ホエールズ(現:DeNA)に入団した。
魅力だったバッティングで苦しむシーズンもあったが、1996年に初の3割(.300)を達成し、1998年のリーグ優勝、日本一の立役者となった。
2001年で横浜を退団し、2002年から中日へ。移籍1年目にキャリアハイの24本塁打を放つなど、打撃に加えてリード面でもチームを牽引した。
2001年以来のBクラスに終わった2013年の雪辱を晴らすため、同年オフに選手兼任監督として就任。チームの再建という大役を任された。
ところが、谷繁の就任後も苦しいチーム状況は変わらず、2016年8月に球団が谷繁の休養を発表。ベンチワークを含め全てがうまく機能しなかったことが、不振の要因とも指摘された。