まさかの“交代劇”…シーズン途中で休養を余儀なくされた監督5人。責任を取った指揮官たち
2024/04/23
産経新聞社
高田繁
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:173cm/70kg
生年月日:1945年7月24日
ドラフト:1967年ドラフト1位
日本ハム、ヤクルトの2球団で監督を務めた経験を持つのが高田繁だ。
浪商高校(現・大体大浪商)卒業後は明治大学に進み、東京六大学リーグでベストナインを複数回獲得。リーグ戦通算で127安打を放つ活躍を見せ、巨人への入団が決まる。
ルーキーイヤーに打率3割(.301)をマークし、その後は張本勲の加入で内野にコンバートされるも、走攻守で高い技術を見せ続けた。
1980年で現役を引退すると、高田は1985年から4年間、日本ハムの監督を務めた。優勝こそ達成できなかった一方、2度のAクラス入りと最低限の成果を見せ、2008年にヤクルトの監督に就任。2009年にはチームをクライマックスシリーズに導いた 。
ところが一転、2010年は苦しんだヤクルト。5月末の段階で大きく負け越したうえ、交流戦で9連敗という惨状。13勝32敗と浮上のきっかけが掴めなかった実情もあり、球団は「休養」と発表したが、事実上の辞任となった。