移籍となれば“主戦格”に? プロ野球、トレード注目投手6人。1軍クラスの実力持つ選手たち
2023/07/10
産経新聞社
笠谷俊介(福岡ソフトバンクホークス)
・投打:左投左打
・身長/体重:173cm/73kg
・生年月日:1997年3月17日
・経歴:大分商
・ドラフト:2014年ドラフト4位
今季でプロ9年目を迎える笠谷俊介も、他球団から注目を集める存在だろう。
2014年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団した笠谷。高卒6年目の2020年にようやくプロ初勝利を記録。同年は先発、リリーフと様々な役割をこなし、20試合登板で4勝4敗、防御率2.84と飛躍の兆しを見せた。
翌2021年には自身初の開幕ローテーション入り。しかし苦しい登板が続いて一時は中継ぎに配置転換。最終的に16試合(59回)を投げ、3勝4敗、防御率4.27とやや数字を落とした。
さらに、2022年はリリーフに専念する形となったが、防御率6.35と不本意な結果に。
今季は開幕二軍スタート。左肘の炎症で離脱した時期もあったが、ファームでは19試合登板で防御率1.00、奪三振率14.00を誇っている。プロ9年目を迎えているだけに、一軍の舞台で輝きたい。