移籍となれば“主戦格”に? プロ野球、トレード注目投手6人。1軍クラスの実力持つ選手たち
2023/07/10
産経新聞社
吉田凌(オリックス・バファローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/80kg
・生年月日:1997年6月20日
・経歴:東海大相模高
・ドラフト:2015年ドラフト5位
キレのあるスライダーを武器に2021年の日本シリーズでは5試合に登板するなど、フル回転の活躍を見せた吉田凌。しかし、近年は二軍が主戦場となっている。
東海大相模高時代には、小笠原慎之介との二枚看板で3年夏に甲子園を制覇。最速151キロの本格派右腕と評価を高め、2015年ドラフト5位でオリックス・バファローズに入団した。
2020年にはリリーフ陣の一角として一軍に定着。同年は自己最多の35試合に登板し、9ホールドポイント(2勝7ホールド)、防御率2.17の好成績を残した。
翌2021年は故障でシーズン前半を棒に振ったが、18試合登板で防御率2.12と安定した数字を記録。また、同年のポストシーズンでは計7試合に登板するなど、ブルペンに欠かせない存在となった。
ところが、2022年はシーズンの大半を二軍で過ごし、一軍での登板はわずか6試合に。今季もファームでは好成績を残しているが、なかなか一軍での登板機会に恵まれずにいる。
【了】