最後まで現役にこだわった…プロ野球、第一線で戦い続けた選手6人。現役を全うしたレジェンドたち
2023/09/26
産経新聞社
工藤公康
出身:愛知県
投打:左投左打
身長/体重:176cm/80kg
生年月日:1963年5月5日
ドラフト:1981年ドラフト6位
現役にこだわったレジェンドとしては、計4球団でプレーした工藤公康も挙げられる。
名古屋電気高校(現:愛工大名電)では甲子園のマウンドに上がり、ノーヒットノーランを達成した工藤。好左腕としての評価を受け、西武ライオンズからドラフト6位指名を受けた。
高卒ルーキーながら一軍マウンドを経験していた工藤は、プロ4年目に先発として8勝をマーク。翌年以降の飛躍を期待させると、1986年に11勝、そして1987年には15勝を記録し、ライオンズの中心選手に成長した。
その後は福岡ダイエーホークス(現・ソフトバンク)を経て、読売ジャイアンツに移籍。通算200勝を達成した試合でプロ初となるホームランを打つなど印象的な活躍も目立った。
2009年に西武に復帰したものの、結果は残せず戦力外通告。その後は無所属となったが、メジャー挑戦も視野に入れトレーニングに取り組むなど、最後まで現役続行に意欲を見せていた。