最後まで現役にこだわった…プロ野球、第一線で戦い続けた選手6人。現役を全うしたレジェンドたち
2023/09/26
産経新聞社
堀幸一
出身:長崎県
投打:右投右打
身長/体重:182cm/85kg
生年月日:1969年4月2日
ドラフト:1987年ドラフト3位
堀幸一は、千葉ロッテマリーンズ一筋23年の現役生活を全う。献身的なプレーでチームを支えた。
海星高校出身の堀は、高校3年春に甲子園出場。ドラフト3位指名でロッテに入団すると、3年目にシーズン20本塁打を放ってブレイク。シーズン打率も.284と結果を出し、セカンドのレギュラーを確保した。
一時は打率2割台前半に終わるシーズンも過ごしながら、1995年に自身初の打率3割(.309)を記録。
その後もタイトルとは縁のなかった堀だったが、2005年に唯一となるベストナインを受賞。チームの31年ぶりのパ・リーグ優勝、日本一に多大な貢献を見せた。
現役最終年の2010年は1軍出場なしに。トライアウトを受験するも獲得球団が現れず現役引退となったが、まさに「いぶし銀」という言葉が似合う名選手だった。