このままでは終われない…巨人、伸び悩むドラフト上位入団の6人。プロの世界でもがく選手たち
2023/10/09
産経新聞社
増田陸
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/85kg
・生年月日:2000年6月17日
・経歴:明秀学園日立高
・ドラフト:2018年ドラフト2位
昨季一軍デビューを果たし、ブレイクの兆しを見せた増田陸だったが、今季はここまで一軍出場なしと苦しいシーズンを送っている。
明秀学園日立高では高校通算34本塁打の大型遊撃手として注目を浴び、2018年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団。
大きな期待を寄せられたが、プロ入り後は故障に苦しみ、一軍出場がないまま2021年オフに育成契約となった。
それでも、翌2022年3月に支配下復帰し、念願の一軍デビュー。一時は一塁のレギュラー格となり69試合出場で打率.250(規定未満)、5本塁打、16打点を記録。チャンスにも強く、得点圏打率.300を誇った。
また、同年オフには出場機会を増やすため、外野守備にも挑戦した。
ところが、今季のオープン戦では快音が響かず、開幕二軍スタートに。さらに、7月の二軍戦で左膝靭帯を損傷。約1か月間の離脱を強いられた、最終的にまさかの一軍出場なしに終わり、二軍でも打率.229、5本塁打と物足りない数字となった。