このままでは終われない…巨人、伸び悩むドラフト上位入団の6人。プロの世界でもがく選手たち
2023/10/09
産経新聞社
鍬原拓也
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/85kg
・生年月日:1996年3月26日
・経歴:北陸高 – 中央大
・ドラフト:2017年ドラフト1位
ドラフト1位でプロの世界に入った鍬原拓也だが、思うような結果を残せず、厳しい立場となっている。
中央大から2017年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団した鍬原。ルーキーイヤーから一軍デビューしたが、6試合登板、1勝2敗、防御率6.83と低調な数字に終わった。
その後も不本意なシーズンが続き、右肘の手術もあって育成契約となった。
それでも、2022年の開幕直前に支配下登録を勝ち取り、開幕一軍メンバー入り。9試合連続無失点と安定した投球を見せ、一時はセットアッパーを任されるなど、ブレイクを予感させた。
しかし最終的に49試合登板で16ホールドポイント(3勝13ホールド)をマークしたものの、防御率5.16と好調を維持することはできなかった。
プロ6年目の今季、二軍では27試合登板で防御率1.48の好成績。一方で、一軍では5試合の登板にとどまり、防御率9.00と結果を残せず。かつてのドラ1右腕が、正念場を迎えている。
【了】