球界が震撼…まさかの“格差トレード”を経験した大物6人。電撃移籍で新天地へ移った選手たち
2024/04/19
産経新聞社
谷佳知(オリックス→巨人)
・投打:右投右打
・身長/体重:173cm/77kg
・生年月日:1973年2月9日
・経歴:尽誠学園高 – 大阪商業大 – 三菱自動車岡崎
・ドラフト:1996年ドラフト2位
球界を代表する外野手の1人として活躍した谷佳知。成績が下降線を辿っていた中ではあったが、まさかの放出となった。
1996年ドラフト2位でオリックス・ブルーウェーブ(現バファローズ)に入団すると、ルーキーイヤーから101試合に出場。プロ2年目に中堅のレギュラーを奪取し、2002年には盗塁王(41個)に輝いた。
翌2003年には打率.350、189安打、21本塁打、92打点と高いパフォーマンスを披露。2005年以降はやや成績を落としたが、ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞4回の実績を誇り、チームの中心選手となっていた。
ところが、2006年オフに当時プロ5年目の鴨志田貴司、当時プロ4年目の長田昌浩との2対1のトレードで読売ジャイアンツに電撃移籍。巨人加入初年度は141試合出場、打率.318、10本塁打と復活を印象付けた。
その後もベテランらしい活躍を見せ、2014年に古巣・オリックスに復帰。翌2015年に19年間のプロ生活に別れを告げた。
【了】