これぞ“ダイヤの原石”…今季中に1軍戦力となり得る若手有望株5人。ポテンシャル抜群の選手たち
2023/07/16
産経新聞社
石田隼都(読売ジャイアンツ)
・投打:左投左打
・身長/体重:183cm/78kg
・生年月日:2003年4月5日
・経歴:東海大相模高
・ドラフト:2021年ドラフト4位
高卒2年目の石田隼都も、今季中の一軍デビューが期待されている逸材だ。
東海大相模高では2年秋からエースに君臨し、3年春の甲子園では、29回1/3を無失点と圧巻の投球で、全国制覇の立役者に。3年夏は甲子園出場を逃したが、将来性も高く評価され、2021年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団した。
ルーキーイヤーは体づくりを重点に置くため、三軍スタート。二軍公式戦はわずか2試合の登板にとどまった。
それでも、同秋のフェニックス・リーグでは2試合連続で好投。高卒2年目の今季は、開幕を二軍で迎えたが、ここまで7試合(30回2/3)を投じて3勝2敗、防御率3.23の好成績。緩急を生かしたピッチングを武器に、順調な成長を見せている。
同期入団の代木大和はすでに一軍登板を果たしているだけに、今季中の一軍昇格へ向け、ファームでアピールを続けていきたい。