これぞ“ダイヤの原石”…今季中に1軍戦力となり得る若手有望株5人。ポテンシャル抜群の選手たち
2023/07/16
産経新聞社
竹山日向(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/84kg
・生年月日:2003年11月2日
・経歴:享栄高
・ドラフト:2021年ドラフト5位
高卒2年目の竹山日向は、本格派右腕として大きな期待が寄せられており、高いポテンシャルを秘める存在だ。
享栄高時代の甲子園出場こそなかったが、最速151キロを計測。プロスカウトから大きな注目を浴び、2021年ドラフト5位で東京ヤクルトスワローズに入団した。
ルーキーイヤーは身体作りを中心に取り組み、二軍でもわずか5試合の登板に。それでも、10月2日の阪神タイガース戦で一軍デビューを果たし、同戦では1回1奪三振無失点と堂々の投球を披露した。
首脳陣から大きな期待を受け、高卒2年目の今季は春季キャンプ一軍メンバー入り。オープン戦では打ち込まれて二軍スタートとなったが、ファームでは安定した成績を残している。
一時は状態を落とし、自慢のスピードボールに陰りを見せた時期もあったが、150キロ超の直球は抜群の威力を誇る。チームは苦しい状況が続いているだけに、後半戦の救世主となれるか注目だ。