これぞ“ダイヤの原石”…今季中に1軍戦力となり得る若手有望株5人。ポテンシャル抜群の選手たち
2023/07/16
産経新聞社
松尾汐恩(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/78kg
・生年月日:2004年7月6日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2022年ドラフト1位
ドラフト1位ルーキー・松尾汐恩も、今季中の一軍デビューが楽しみな逸材だ。
大阪桐蔭高では、正捕手として3年春の甲子園を制覇。同年夏の甲子園は準々決勝で敗れて春夏連覇こそ逃したが、聖地では通算5本のアーチを描いた。
さらに、U-18W杯では、日本代表の正捕手を務めて大会ベストナインを獲得。世代ナンバーワンの評価を得て、2022年ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団した。
高卒ルーキーながら春季キャンプ一軍メンバー入りし、オープン戦にも出場。開幕は二軍スタートとなったが、ファームでは高卒1年目らしからぬ安定した数字を残している。
そして、6月23日に初の一軍昇格。出場機会はなく同25日に登録抹消となったものの、一軍の空気を味わった。
チームでは、戸柱恭孝や伊藤光、山本祐大ら捕手は併用での起用が続いている。今季の後半戦は実力で一軍争いに割って入れるか、注目が集まる。
【了】