思わぬ“誤算”に…プロ野球、今季まさかの2軍降格となった主力5人。不振に苦しむ選手たち
2023/07/23
産経新聞社
松川虎生(千葉ロッテマリーンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/98kg
・生年月日:2003年10月20日
・経歴:市立和歌山高
・ドラフト:2021年ドラフト1位
昨季は高卒1年目ながら多くの試合でマスクを被った松川虎生。今季はプロ入り初となる二軍降格を経験した。
市立和歌山高では1年夏から4番に座り、攻守でチームをけん引した松川。世代屈指の評価を得て、2021年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団した。
ルーキーイヤーは、史上3人目となる高卒新人捕手での開幕スタメンに抜擢。さらに4月10日のオリックス戦では、佐々木朗希の完全試合をアシストするなど、高卒1年目らしからぬ存在感を示した。
最終成績は76試合出場、打率.173、0本塁打、14打点と打撃に課題を残したが、年間を通して一軍に帯同し、充実したシーズンを過ごした。
プロ2年目の今季も開幕一軍スタートだったが、5試合に出場して打率.143と打撃で結果を残せず、開幕早々に二軍落ち。攻守でさらなるレベルアップを目指すため、ファームで調整する運びとなった。
成長した姿を一軍の舞台で見せられるか、今後の活躍に注目が集まる。