思わぬ“誤算”に…プロ野球、今季まさかの2軍降格となった主力5人。不振に苦しむ選手たち
2023/07/23
産経新聞社
青柳晃洋(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/82kg
・生年月日:1993年12月11日
・経歴:川崎工科高 – 帝京大
・ドラフト:2015年ドラフト5位
2年連続で最多勝を獲得するなど、近年は圧倒的な投球を見せていた青柳晃洋だったが、今季は不調に苦しみ、まさかの二軍降格を経験した。
2015年ドラフト5位で阪神タイガースに入団した青柳。ルーキーイヤーから一軍の先発マウンドを経験すると、プロ4年目の2019年に初の規定投球回をクリアし、9勝をマーク。2021年には最多勝(13勝)と最高勝率(.684)の投手二冠に輝いた。
さらに翌2022年は24試合(162回1/3)を投げ、13勝4敗、勝率.765、防御率2.05と傑出した数字を記録し、投手三冠(最多勝、最高勝率、最優秀防御率)に加えてベストナインを受賞。
今季は自身初の開幕投手を務め、6回途中2安打1失点の好投を見せるなど、幸先の良いスタートを切ったが、その後は不調に苦しみ、5月20日に一軍登録を抹消された。
しばらく二軍での調整を余儀なくされたが、7月11日のDeNA戦で一軍復帰。7回2失点で白星を掴み、復活を予感させている。