大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



他球団が欲しがっている!? セリーグのトレード注目選手6人。電撃移籍は実現するのか

2023/07/21

text By

photo

産経新聞社



薮田和樹(広島東洋カープ)


・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/84kg
・生年月日:1992年8月7日
・経歴:岡山理大付高 – 亜細亜大
・ドラフト:2014年ドラフト2位
 
 2017年に15勝を挙げ、最高勝率のタイトルを手にした薮田和樹。しかし、その後は思うような活躍ができないシーズンが続いている。
 
 亜細亜大時代は公式戦2登板のみと少ない実績ながら、スカウトにその素質を見出され、広島東洋カープからドラフト2位指名を受けた。
 

 
 ルーキーイヤーから一軍のマウンドを経験し、プロ3年目の2017年には中継ぎで開幕一軍入りを果たした。
 
 同年途中から先発に転向すると、最終的に38試合(129回)を投げ、15勝3敗、勝率.833、防御率2.58の好成績を残し、最高勝率に輝いた。
 
 ところが、翌2018年は9試合登板で防御率5.74に終わるなど、その後は制球難に苦しみ低調なシーズンに。2022年はリリーフに専念して18試合に登板したが、今季はここまでわずか3試合の登板にとどまっている。
 
 一軍実績もあり、先発、中継ぎとあらゆる役割をこなす薮田。環境の変化によって飛躍を遂げる事例もあるだけに、注目の存在だ。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!