去就注目…プロ野球、2023年オフのFA大穴選手6人。他球団移籍なら争奪戦に?
2023/11/05
産経新聞社
大城滉二
・投打:右投右打
・身長/体重:175cm/80kg
・生年月日:1993年6月14日
・経歴:興南高 – 立教大
・ドラフト:2015年ドラフト3位
今季FA権を取得した大城滉二。近年は出場機会を減らしているが、内野から外野までこなせる堅実な守備が魅力のユーティリティープレイヤーだ。
興南高校出身の大城は、2年時から遊撃手のレギュラーを掴み、同校の甲子園春夏連覇に貢献。その後は立教大学へ進学し、日米大学野球代表に選ばれる活躍を見せ、2015年ドラフト会議でオリックス・バファローズから3巡目指名を受け入団。
ルーキーイヤーから遊撃手以外にも三塁、外野などもこなす器用さを見せると、2018年には自己最多となる128試合に出場。規定打席にはわずかに届かなかったものの、打率.231ながら4本塁打、15盗塁を記録した。
しかし、その後は故障での戦線離脱や、紅林弘太郎ら若手内野手の台頭もあり、徐々に出場機会が減少。ここ数年は50試合前後の出場となっている。
プロ8年目を迎えた今季は、国内FA権を取得。打率1割台と打撃面では苦しんだが、持ち前の守備力でチームの3連覇に尽力した。多岐に渡る起用法にも対応できる存在なだけに、チームによっては需要高い選手となるだろう。