“支配下登録”を勝ち取れるか…2軍で好成績を残している育成選手5人。ファームで輝く有望株たち
2023/07/26
産経新聞社
山﨑友輔(読売ジャイアンツ)
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/80kg
・生年月日:1998年5月2日
・経歴:玉野商 – 福山大
・ドラフト:2020年育成選手ドラフト10位
ファームでは、リリーフで光るものを見せている山﨑友輔。今季で入団3年目を迎えており、支配下登録を勝ち取りたいシーズンとなる。
福山大では全国大会への出場こそなかったが、1年春から登板機会を得て、リーグ戦通算16勝を記録。最速150キロを計測した本格派右腕として、読売ジャイアンツから育成ドラフト10位指名を受けた。
ルーキーイヤーは二軍で17試合登板、0勝4敗、防御率7.68と悔しい結果に。翌2022年は三軍戦での登板がメインとなり、二軍ではわずか3試合の登板にとどまった。
それでもプロ3年目の今季は、ここまで二軍で主にリリーフとして15試合に登板し、2勝、防御率2.41の好成績をマーク。持ち味の速球を活かし、奪三振率8.10を記録するなど能力の一端を示している。
チームは救援陣の台所事情がやや苦しいだけに、育成3年目の本格派右腕に白羽の矢が立つ可能性も十分にありそうだ。