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これまでの「春のセンバツ」で活躍した現役プロ野球選手は?

3月20日から春のセンバツが開幕する。過去にセンバツで活躍したプロ野球選手は数多くいる。

2016/03/20

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高校・大学でバッテリーを組み優勝へ導いたバッテリー

 次に、第80回記念大会で聖望学園を9-0で下し、9年ぶり2度目の優勝を果たした沖縄尚学高校だ。
 
 当時の沖縄尚学のエースは、東浜巨(現ソフトバンク)。被安打6、6奪三振、3四死球で9回をシャットアウト。打撃では3打数3安打で犠打を1つ決めている。
 
 その東浜とバッテリーを組んでいたのは1学年下の現・横浜DeNAの嶺井博希。無安打に終わるも、2回には犠打を決めて追加点へのチャンスを広げた。
 
東浜巨  9回(打者35人) 被安打6 6奪三振 3四死球 自責0
     3打数 3安打 1犠打 0四死球
嶺井博希 4打数 0安打 1犠打 0四死球
 
 東浜と嶺井は高校卒業後も亜細亜大学でバッテリーを組み、2012年の東都大学野球春季リーグ戦でもチームを優勝に導いている。
 
 これまでに紹介した選手たち以外にも、第76回(2004年)の同大会第1回戦では、東北高校のダルビッシュ有(現レンジャース)が県立熊本工業高校戦で大会史上12人目のノーヒットノーランを達成。第79回(2007年)第2回戦の佐野日本大学高校戦で大阪桐蔭高校の中田翔(現日本ハム)が、智辯学園高校の岡本和真(現巨人)は第86回(2014年)1回戦の対三重高校戦で1試合に2本塁打を放ち、話題を呼んだ。
 
 今日から始まる第88回大会ではどんな選手が出てくるのか、注目したい。

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