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“超高校級”もまさかの…最後の夏に甲子園出場が叶わなかったレジェンド選手5人

2023/08/23

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産経新聞社



花巻東時代の大谷翔平、大阪桐蔭時代の中田翔、PL学園時代の松井稼頭央

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 第105回全国高等学校野球選手権大会は、きょう8月23日に決勝戦を開催。高校3年生にとっては最後の夏となるが、甲子園出場を叶えた高校球児はほんの一握りで、数多くは地方予選で涙を呑んでいる。そこで今回は、プロ野球で圧倒的な成績を残している選手の中で、高校時代最後の夏に甲子園出場を果たせなかった5人を紹介する。

 

 

大谷翔平(花巻東)


出身:岩手県
投打:右投左打
身長/体重:193cm/97kg
生年月日:1994年7月5日
ドラフト:2012年ドラフト1位

 今季はメジャーリーグで日本人初となる本塁打王獲得が現実味を帯びている大谷翔平。高校時代から高い注目を集めていた大谷も、高校最後は悔しい終わり方を経験した。

 大谷は、菊池雄星(現:トロント・ブルージェイズ)が花巻東のユニフォームを着て投球する姿に感銘を受け、同校への進学を決断。
 

 
 高校2年時から頭角を現すと、高校3年の春はセンバツ甲子園に出場。しかし、藤浪晋太郎(現:ボルチモア・オリオールズ)らを擁する大阪桐蔭を相手に大量失点を喫し、初戦で姿を消した。
 
 春のリベンジを誓った最後の夏、高校生最速の160km/hを記録したこともあり、大谷の名前は全国に知れ渡ることに。岩手県大会の決勝戦まで駒を進めたが、盛岡大学附属高校に敗れた。涙を流した大谷の姿は、高校野球ファンの印象に強く残っているだろう。
 
 一時は即メジャー挑戦の可能性もあったなか、北海道日本ハムファイターズの粘り強い交渉が功を奏し、日本ハムへの入団が決定。投打ともに圧倒的な活躍を見せ、前人未到の二刀流選手として日本のみならず、世界中の注目を集めるスーパースターに成長した。
 
 メジャーでも人間離れした活躍で「野球の神様」と称されるベーブ・ルース以来となる未曾有の記録を次々と打ち立て、躍進を続けている。

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