“超高校級”もまさかの…最後の夏に甲子園出場が叶わなかったレジェンド選手5人
2023/08/23
産経新聞社
松井稼頭央(PL学園)
出身:大阪府
投打:右投両打
身長/体重:177cm/85kg
生年月日:1975年10月23日
ドラフト:1993年ドラフト3位
球界屈指のショートストップとして躍動し、メジャーリーグでもプレーした松井稼頭央。名門校で高校3年間を過ごしたが、最後の夏は甲子園に進めなかった。
松井は、全国でも屈指の強さを誇ったPL学園に入学。高校では投手を務め、1年生の時点からベンチ入りを果たす。チームは1992年のセンバツ大会に出場したが、夏の甲子園には出場できない期間が続いていた。
迎えた3年夏、PL学園は順調に勝ち進み、2年連続の甲子園出場を狙う近畿大学附属高校との決勝戦に臨んだ。
この試合で松井は先発マウンドに上がり、4回を終えてPLが3-0とリードする展開に。しかし、5回に2失点、7回に3失点など終盤に打ち込まれ、3-6で敗退した。
夏の甲子園出場は叶わなかったものの、西武ライオンズがドラフト3位で松井を指名。入団直後に内野手へ転向し、3年連続の盗塁王獲得、スイッチヒッター初のトリプルスリー達成など、圧倒的な活躍を見せた。