“超高校級”もまさかの…最後の夏に甲子園出場が叶わなかったレジェンド選手5人
2023/08/23
産経新聞社
中田翔(大阪桐蔭)
出身:広島県
投打:右投右打
身長/体重:184cm/107kg
生年月日:1989年4月22日
ドラフト:2007年高校生ドラフト1巡目
「怪物」と呼ばれた中田翔は、2年夏の甲子園で鮮烈なインパクトを残したものの、翌年は大阪府大会で悔し涙を流した。
中学生の時点で圧倒的な打棒と桁外れのパワーを見せていた中田。投打に渡って一流の素質を持っており、1年夏から唯一レギュラーを掴んでいた。
ただ、3年連続夏の甲子園出場に立ちはだかったのが、初の甲子園出場を狙った金光大阪である。
決勝戦で相まみえた両校の試合は、9回表を終わって金光大阪が4-1とリード。9回裏に大阪桐蔭は1点差まで迫ったものの、わずかに及ばず敗退。試合後、中田は涙を抑えられなかった。
それでも、高校通算87本塁打という実績と能力の高さが高く評価され、4球団がドラフト1位指名。北海道日本ハムファイターズに入団後は4番に座り、アーチを量産。現在は読売ジャイアンツで活躍を続けており、通算300本塁打も目前に迫っている。