創設5周年目も姿勢はブレず。規格外の話題を提供し続ける横浜DeNAベイスターズ
横浜DeNAベイスターズにとって、創設5周年目のシーズンがまもなくスタートする。これまでもさまざまなホットな話題を提供し続けてきたが、今年も攻めの姿勢は全く変わらない。
2016/03/18
オフも話題を発信し続けたDeNA
いよいよ開幕戦が近づいてきた。
今オフは、球界を揺るがす暗い話題もあったが、その中にあって常にポジティヴな話題を発信しつづけたのが横浜DeNAベイスターズである。
DeNA体制となってから勝負となる5周年目のシーズンに向け、球団は息をもつかせぬ勢いで、あらゆるイベントやプロモーションを発表している。
中でもスポーツ関連メディアだけでなく、一般のメディアでも話題になったが、地元神奈川県の小学校、幼稚園、保育園に通う約72万人の児童にベイスターズのキャップが無料で配布されたことだろう。
これには子どもたちに親しみを持ってもらいたい、少しでもいいから野球に関心を持ってもらえれば、という地元球団ならではの願いが込められている。単にファンだけに配布するわけではない、このような地域に根差した大胆なプロモーションはDeNAらしいと言えるだろう。
また神奈川県下だけではなく、キャンプ地で世話になっている沖縄県宜野湾市、嘉手納町、北中城村、鹿児島県奄美大島の2万人の子どもたち、そして毎年試合を主催する新潟県において、同県野球連盟傘下の学童野球272チームにもベースボールキャップが贈呈された。
さらに地域密着という観点から、これまで親会社の社名が胸に配されていたビジターユニホームのロゴが『YOKOHAMA』に変更された。これは球団の「横浜に根づき、横浜と共に歩む」といった覚悟の表れである。横浜ブルーのストライプを基調とした新ビジターユニホームは好評のようで、すでにオープン戦から着込み応援するファンの姿が多く見られている。