創設5周年目も姿勢はブレず。規格外の話題を提供し続ける横浜DeNAベイスターズ
横浜DeNAベイスターズにとって、創設5周年目のシーズンがまもなくスタートする。これまでもさまざまなホットな話題を提供し続けてきたが、今年も攻めの姿勢は全く変わらない。
2016/03/18
TOBによって、球団と球場の一体経営が可能に
そして一番の話題となったのが、球団が横浜スタジアムの運営会社を買収する株式公開買い付け(TOB)を実施し、見事成功を収めたことだろう。これにより球団と球場の一体経営が実現し、あらゆる可能性が広がることになった。
池田純球団社長は「家を買ったようなもの」と言うが、それ以上の価値があることは間違いない。とくにTOB成功の記者会見で発表された改修予想図は、DeNAファンのみならず、プロ野球ファンの度肝を抜いた。
夢の球場実現には建築的な法令や公園法などさまざまな壁が存在するが、おそらく球団側の意図として2020年の東京オリンピックで現在正式種目候補である『野球』が採用されたあかつきには、開催球場として名乗りを上げ、それに伴う超法規的な処置を期待し、一気に改修を進めるのではないだろうか。
小規模ではあるがすでに改修は進んでおり、3月29日の本拠地開幕戦では、新生ハマスタを象徴する前代未聞のセレモニーが展開する予定だ。
ハマスタ上空にヘリコプターが飛来し、モーターパラグライダーが舞い、グランドプロジェクションによりフィールドにCGや映像が表れ幻想的な情景が広がるという。プロ野球史上初となるスペクタクルなショーが見られるそうだ。
かつて池田球団社長は「ライバルはディズニーランド」と語っていたが、地域をも巻き込んだ攻める手綱をゆるめないDeNAの動向から今シーズンも目が離せない。
あとはチームが成績を残せるかどうか。すべてはそこに懸かっている。
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『ベースボールサミット』第8回
やっぱり、横浜DeNAベイスターズが好き!
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2016年も攻めの姿勢は不変
創設5周年目の横浜DeNAベイスターズが打ちだす
新機軸と未来予想図
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背番号25 筒香嘉智
世界基準の選手になるために
日本の常識を覆し、常に進化しつづけたい
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背番号3 梶谷隆幸
自身が振り返る、遅咲きの10年史
「想像のできなかった場所に僕は来られた。
チームの優勝だって夢じゃない」
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髙城俊人と須田幸太が赤裸々に明かします!
横浜DeNAベイスターズ
チームメイトの素顔
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背番号19 山﨑康晃
人生のビジョンを描きながら――
日本一のクローザーへの挑戦
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背番号11 山口俊
ラミレス監督との約束を果たす時
DeNAのエースになる!
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背番号47 砂田毅樹
理想のフォームを追い求めて
チーム待望、左のエースへ
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高田繁GM
戦力は確実にアップ
ラミレス体制1年目から勝負
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背番号80 アレックス・ラミレス
常に応援してくれるファンのために
優勝で恩返しを
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池田純球団社長
今季は野球で結果が求められる年
勝たなければ横浜DeNAベイスターズの
ブランド力は上がらない
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2016シーズン本拠地開幕3連戦『OPENING SERIES 2016』
”野球やろうぜ!”のテーマに込められた思い
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目指すはスーパーボウル!?
極上のエンターテインメントスタジアムでファンを増やせ
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荒川強啓
やっぱり横浜だな!
そんなお洒落で、粋な野球が見られれば
ファンは絶対に見放さない
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12球団で一番優しく、熱い、ベイスターズ応援団
YOKOHAMAが好きだ!2016
カネシゲタカシ、吉川正洋(ダーリンハニー)、黒木ひなこ(仮面女子)
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横浜DeNAベイスターズファン座談会
今年こそ、優勝を狙える布陣は揃った!
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野村弘樹に聞く2016年ベイスターズ浮上のポイント