これぞ禁断の移籍!? プロ野球、巨人&阪神でプレーした6人。2つの伝統球団に所属した選手たち
2023/08/08
産経新聞社
広澤克実
・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/99kg
・生年月日:1962年4月10日
・経歴:小山高 – 明治大
・ドラフト:1984年ドラフト1位
3球団で主砲として活躍し、通算306本塁打を記録した広澤克実。読売ジャイアンツと阪神タイガースの両球団で4番打者を務めた唯一の選手だ。
1984年ドラフト1位でヤクルトスワローズに入団した広澤。ルーキーイヤーからレギュラーに定着すると、1988年には打率.288、30本塁打、80打点の好成績を残した。
その後も2度の打点王、4度のベストナインに輝くなど、主砲として活躍を続けた。
1994年オフには読売ジャイアンツにFA移籍。1997年は22本塁打を放ったが、巨人では思うような活躍ができず、1999年オフに戦力外通告を受けた。
翌2000年から阪神タイガースに加入。2001年には95試合の出場で打率.284、12本塁打、46打点をマークした。
以降は代打での出場がメインとなりながらも、存在感を発揮。2003年には日本シリーズにも出場したが、同年限りで19年の現役生活に別れを告げた。