夏の甲子園で“頂点”に! “聖地”で優勝を飾った現役野手5人。全国制覇に導いた打者たち
2023/08/18
産経新聞社
浅村栄斗
出身校:大阪桐蔭(大阪)
投打:右投右打
身長/体重:182cm/90kg
生年月日:1990年11月12日
ドラフト:2008年ドラフト3位
今季は本塁打王争いのトップに立っている東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗。浅村も大阪桐蔭で優勝を経験している選手の1人だ。
大阪桐蔭で1年秋からベンチ入りを果たしたが、2年春の選抜甲子園はスタンドから応援する立場に。悔しさを味わった浅村は、最後の夏に驚異的な活躍を見せる。
「1番・遊撃」として3年夏の甲子園に出場した浅村は、その打棒でチームを牽引。打率.552(29打数16安打)・2本塁打という成績を残した。
また、遊撃守備でも華麗なプレーを連発し、チームの勝利に大きく貢献。当時の活躍は今もなお語り継がれるほどである。
超高校級ショートとして注目を浴びると、2008年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団。遊撃ではなく一塁でレギュラーを獲得し、2014年からは二塁を主戦場に。球界トップクラスの強打者として本塁打王1回、打点王2回など打撃タイトルにも輝いている。
2019年からは東北楽天ゴールデンイーグルスでプレー。今季は開幕から打撃不振に苦しんでいたが、夏場には完全復活。2020年以来となる本塁打王に向けて、さらに数字を積み上げていく。
【了】