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“全国制覇”まであと一歩…決勝戦で敗れた甲子園のスター5人。夏準優勝となったプロ野球選手たち

2023/08/22

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産経新聞社



(左から)中村奨成、吉田輝星、奥川恭伸

高校野球 夏の甲子園 最新情報

 第105回全国高等学校野球選手権大会は、きょう8月23日に決勝戦を開催。毎年、圧倒的な活躍を見せ、“甲子園のスター“と呼ばれる選手を多く生み出す夏の甲子園だが、スター選手を擁しても、全国の強豪が集う同大会を制覇することは簡単なことではない。ここでは、甲子園決勝で涙を呑んだ現役プロ野球選手を5人紹介したい。

 

 

吉田輝星(北海道日本ハムファイターズ)

金足農・吉田輝星

・投打:右投右打
・身長/体重:175cm/83kg
・生年月日:2001年1月12日
・経歴:金足農
・ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 多くの野球ファンを沸かせた「金農旋風」の中心を担った吉田輝星。秋田県勢では103年ぶりとなる決勝進出を果たしたが、決勝では大阪桐蔭の前に力尽きた。
 
 3年夏の秋田県大会を1人で投げ抜き、金足農業を11年ぶりの甲子園出場に導いた吉田。同夏の甲子園では初戦から9回14奪三振1失点の好投を披露。2回戦以降もエースとして圧巻の投球を見せ、チームを決勝へ導いた。
 

 
 決勝戦では最強世代と呼ばれ、根尾昂(現中日)、藤原恭大(現ロッテ)らを擁する大阪桐蔭と対戦。決勝戦まで1人で投げ抜いていた吉田だったが、強力打線に捕まり5回12失点で降板するなど、悔しい結果に終わった。
 
 それでも、同大会で大きく評価を上げた吉田は、ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。プロ入り後はなかなか思うような結果を残せずにいたが、高卒4年目の2022年はリリーフで51試合に登板するなど、飛躍の兆しを見せた。
 
 ところが、今季はここまで一軍登板なしと再び苦しいシーズンに。巻き返しに向け、まずはファームで結果を残したい。

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