“全国制覇”まであと一歩…決勝戦で敗れた甲子園のスター5人。夏準優勝となったプロ野球選手たち
2023/08/22
産経新聞社
野村祐輔(広島東洋カープ)
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/85kg
・生年月日:1989年6月24日
・経歴:広陵高 – 明治大
・ドラフト:2011年ドラフト1位
広陵高のエースとして抜群の投球を見せていた野村祐輔だったが、決勝戦ではまさかの逆転負けを喫した。
野村は2年秋からエースナンバーを背負うと、3年春のセンバツ甲子園では8強入り。同夏の甲子園では初戦から完投勝利を記録するなど、エースの役割を十二分に果たし、チームを決勝進出へ導いた。
佐賀北との決勝戦では、7回まで被安打1と完璧な投球を披露。ところが、8回に満塁本塁打を浴びるなど5点を奪われ、逆転負け。好投を見せながらもあと一歩のところで、悲願の全国制覇を逃した。
高校卒業後は、明治大に進学。大学でも圧倒的な実績を残し、ドラフト1位で広島東洋カープに入団。ルーキーイヤーから9勝を挙げて新人王を獲得した。
2016年には25試合(152回2/3)を投げ、16勝3敗、勝率.842、防御率2.71の好成績で投手二冠(最多勝、最高勝率)に輝き、リーグ優勝に大きく貢献した。
近年は思うような数字を残せないシーズンが続いているが、今季は復調を予感させている。