大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



“全国制覇”まであと一歩…決勝戦で敗れた甲子園のスター5人。夏準優勝となったプロ野球選手たち

2023/08/22

text By

photo

産経新聞社



奥川恭伸(東京ヤクルトスワローズ)

・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/82kg
・生年月日:2001年4月16日
・経歴:星稜高
・ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 3年夏の甲子園で圧巻の投球を見せていた奥川恭伸だったが、優勝へはあと一歩届かなかった。
 
 星稜高で1年秋から主戦投手となり、2年春から甲子園のマウンドを経験した奥川。4季連続出場となった最後の甲子園では、初戦から完封勝利をマークした。
 

 
 さらに3回戦の智弁和歌山戦では、延長14回を1人で投げ抜き、23奪三振1失点と相手打線を圧倒。準決勝でも7回無失点の好投を見せ、決勝戦へと駒を進めた。
 
 しかし、履正社との決勝戦では9回完投したものの、井上広大(現阪神)に3ラン本塁打を被弾するなど5失点。惜しくも準優勝という結果となった。
 
 同年のドラフト会議では世代屈指の評価を受け、3球団が1位指名。抽選の結果、東京ヤクルトスワローズへの入団が決まった。
 
 2021年には高卒2年目ながらチームトップの9勝を挙げ、リーグ優勝、日本一に大きく貢献。ところが、翌年以降は故障に苦しむシーズンが続いており、復活が待ち望まれている。

1 2 3 4 5


error: Content is protected !!