“全国制覇”まであと一歩…決勝戦で敗れた甲子園のスター5人。夏準優勝となったプロ野球選手たち
2023/08/22
産経新聞社
北條史也(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/80kg
・生年月日:1994年7月29日
・経歴:光星学院高(現八戸学院光星)
・ドラフト:2012年ドラフト2位
2年時から圧倒的な活躍を見せた北條史也だが、甲子園決勝の舞台では3季連続で涙を流す結果となった。
光星学院高(現八戸学院光星)では、1年秋から遊撃のレギュラーに定着。2年夏の甲子園では田村龍弘(現ロッテ)らとともに打線を牽引し、チームトップタイの8打点を記録。決勝戦で敗れる結果となったが、準優勝に大きく貢献した。
3年春のセンバツ甲子園では4番に座り、準優勝の原動力に。全国制覇が期待された同夏も、聖地で4本塁打を放って3度目の決勝戦へと駒を進めた。
しかし、センバツ決勝でも敗れた大阪桐蔭のエース・藤浪晋太郎(現オリオールズ)の前にノーヒットに終わり、チームも敗戦。3季連続の準優勝となり、全国制覇にはあと一歩届かなった。
その後、ドラフト2位で阪神タイガースに入団。2016年には122試合に出場し、打率.273(規定未満)と好成績を残し、レギュラー格を担った。ところが、翌年以降は出場機会を減らし、今季はここまで一軍出場なしと厳しい立場となっている。