FA権取得で”決断”…FA宣言残留した一流プレーヤー6人。球団愛を貫く現役選手たち
2023/01/03
産経新聞社
中村剛也(埼玉西武ライオンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:175cm/102kg
・生年月日:1983年8月15日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2001年ドラフト2巡目
衰えを感じさせない打棒を発揮し続けている中村剛也。球界屈指のホームランアーチストも、FA権を行使した上での残留を選択している。
2001年ドラフト2巡目で西武ライオンズに入団。高卒4年目の2005年に22本塁打を放ちブレイクを果たすと、2008年には自身初の本塁打王(46本)に輝いた。
低反発球が導入された2011年は、リーグ2位に2倍近い差をつける驚異の48本塁打をマーク。同年は全144試合の出場で打率.269、48本塁打、116打点と圧巻の数字を残し、本塁打と打点の打撃2冠を獲得した。
その後もアーチを量産し、ここまで本塁打王6回、打点王4回、ベストナイン7回と圧倒的な実績を残している。
そんな中村も、2018年オフにはFA権を行使。宣言残留を決断し、チーム愛を貫いた。
近年は成績を落としていたが、2023年は開幕から打撃好調を維持し、4月の月間MVPを受賞。最終的に88試合出場ながら打率.258(規定未満)、17本塁打と色褪せぬ打棒を発揮した。