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東京ヤクルトスワローズ、2016年戦力診断。「新・勝利の方程式」が固まれば、リーグ連覇は見えてくる

ベースボールチャンネルでは、2016年プロ野球開幕に向けて、各球団の補強動向を診断していく。日本一という目標に向かって、効果的な補強を行うことができた球団は?最終回は東京ヤクルトスワローズだ。

2016/03/25

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補強の評価

 成瀬善久、大引啓次と2人のFA選手を補強した昨シーズンのような「大型補強」こそなかったが、オリックスを自由契約になった坂口智隆、北海道日本ハムを自由契約になった鵜久森淳志と、2人の外野手を獲得。坂口は「1番・センター」、鵜久森は「長打力のある右の控え」として、これまで欠けていたピースを埋める存在になりそうだ。
 
 抑えのトニー・バーネット(現レンジャーズ)と、中継ぎのオーランド・ロマン(現台湾Lamigo)が抜けた投手陣には、新たにカイル・デイビーズ(前ヤンキース)、ルイス・ペレス(前ブルージェイズ傘下)、ジョシュ・ルーキ(前メキシカンリーグ)と、3人の新外国人が加入。デイビーズは開幕ローテーション入りが濃厚で、ペレスとルーキはどちらかがブルペンで「新・勝利の方程式」の一角を担うことになるだろう。
 
YS開幕

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