まさか…”ドラフト有力候補”から指名漏れとなった6人。壁に阻まれた有望株たち
2023/09/05
産経新聞社
栗林良吏
出身:愛知県
投打:右投右打
身長/体重:178cm/85kg
生年月日:1996年7月9日
ドラフト:2020年ドラフト1位
今シーズンはやや苦しんでいるものの、広島東洋カープの守護神として活躍する選手が栗林良吏だ。
愛知県の愛知黎明高校に在学中は内野を守っていたが、高校2年秋に投手転向。名城大に入学すると1年春からリーグ戦に登板。3年春にはノーヒットノーランを達成した。大学で通算32勝を記録し、プロ志望届を提出。
ただ、上位指名以外では社会人に進むことを明言していたため、プロには進まずトヨタ自動車への入社が決まった。
社会人野球で経験を重ね、カーブに磨きがかかったこともあり、社会人ナンバーワン右腕と呼ばれるほどになった栗林。広島にドラフト1位で入団すると1年目からクローザーを任され、53試合で防御率0.86という抜群の成績をマークした。
WBCに向けての調整(後に出場辞退)も影響したのか、今季はやや苦しんでいる状態だが、今後も長きにわたって広島を支え続けるだろう。