ドラフトで“激突”…巨人と阪神がドラフト1位指名で競合した6人。争奪戦となった現役選手たち
2023/10/23
産経新聞社
佐藤輝明(阪神タイガース)
・投打:右投左打
・身長/体重:187cm/93kg
・生年月日:1999年3月13日
・経歴:仁川学院高 – 近畿大
・ドラフト:2020年ドラフト1位
好不調の波こそ大きいが、ルーキーイヤーから3年連続20本塁打以上を記録している佐藤輝明。ドラフト会議では、読売ジャイアンツ、阪神タイガースを含む4球団が競合した逸材だ。
近畿大時代には、関西学生野球リーグの通算本塁打記録(14本)を更新。抜群の身体能力を誇ったことから、“柳田2世”と称された。迎えたドラフトは4球団から1位指名。抽選の結果、阪神への入団が決まった。
プロ1年目のオープン戦から、12球団最多となる6本塁打を放つなど打棒が炸裂。開幕スタメンに名を連ねると、開幕後もアーチを量産した。
シーズン後半は不調に苦しみ、最終的に打率.238と確実性に課題を残したが、新人の左打者では最多記録となる24本塁打をマーク。
翌2022年には全試合出場を果たし、打率.264、20本塁打、84打点と2年目のジンクスを感じさせない成績を残した。
プロ3年目の今季は、打撃不振で二軍降格を味わったものの、その長打力は健在。リーグ優勝決定試合で3年連続20発に到達し、最終的にルーキーイヤーに並ぶ24本塁打を放った。