ドラフトで“激突”…巨人と阪神がドラフト1位指名で競合した6人。争奪戦となった現役選手たち
2023/10/23
産経新聞社
奥川恭伸(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/82kg
・生年月日:2001年4月16日
・経歴:星稜高
・ドラフト:2019年ドラフト1位
ドラフト会議では、読売ジャイアンツ、阪神タイガースの両球団が獲得を逃した奥川恭伸。近年は故障に苦しんでいるが、2021年にはエース級の活躍で阪神、巨人の前に立ちはだかった。
星稜高では2年春から4季連続甲子園出場を果たした奥川。特に3年夏の甲子園では、圧巻の投球でチームを準優勝に導いた。
迎えたドラフト会議では、3球団から1位指名。抽選の結果、東京ヤクルトスワローズへの入団が決まった。
ルーキーイヤーから一軍デビューを果たすと、翌2021年には開幕ローテーション入り。登板間隔を空けながらも先発ローテーションに定着し、18試合(105回)を投じて、9勝4敗、防御率3.26の好成績をマークした。
同年はクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズともに初戦の先発マウンドを任され、日本一の原動力となった。
ところが、翌2022年以降は度重なる故障に苦しみ、今季も一軍登板なしでシーズンを終えた。