遺恨のきっかけに…プロ野球、“死球王”といえる現役選手6人。デッドボールの多い好打者たち
2023/09/25
産経新聞社
中島宏之(読売ジャイアンツ)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/90kg
・生年月日:1982年7月31日
・経歴:伊丹北高
・ドラフト:2000年ドラフト5位
現役最多の通算死球(139個)を記録している中島宏之。踏み込んでいくバッティングスタイルゆえ、一軍定着時から多くの死球を受けている。
2000年ドラフト5位で西武ライオンズに入団した中島。2004年にレギュラーを掴むと、同年は133試合出場、打率.287、27本塁打、90打点の好成績を残した。
2009年には最多安打(173安打)と最高出塁率(.398)のタイトルを獲得。
その後も安定した数字を収め、2012年まで9年連続2桁本塁打を記録。ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞3回と輝かしい実績を残した。
また、その間には8年連続で2桁死球を受けるなど死球の多い選手としても知られた。
メジャーリーグ、オリックス・バファローズを経て、2019年から読売ジャイアンツでプレー。加入初年度は苦しんだが、翌2020年は打率.297(規定未満)、7本塁打と存在感を示した。近年は出場機会こそ減少しているが、勝負強い打撃は健在だ。
【了】