“常勝軍団”を導くスラッガーに…巨人、シーズン40本塁打を達成した大物選手5人
2024/02/20
産経新聞社
小久保裕紀
出身:和歌山県
投打:右投右打
身長/体重:182cm/87kg
生年月日:1971年10月8日
ドラフト:1993年ドラフト2位
読売ジャイアンツに在籍した期間はわずか3年ながら、長距離砲として見事なパフォーマンスを発揮した選手が、小久保裕紀だ。
青山学院大学時代にはキャプテンとしてチームを牽引し、史上初となる大学日本一の立役者に。その後、ドラフト2位で福岡ダイエーホークス(現:ソフトバンク)に入団した。
1995年に本塁打王(28本)を獲得し、順調な滑り出しを見せた小久保だったが、故障の影響などもあり不振に陥るシーズンも見られた。
それでも、チームの中軸打者として好成績を残し続けたなか、2003年オフに無償トレードで巨人に移籍。まさかの展開に球界が騒然となった。
思わぬ形で巨人に加入した小久保だったが、移籍初年度から41本塁打を放つ活躍。巨人の右打者で40本塁打を越えたのは、小久保が初めてだった。紆余曲折を経てソフトバンクに復帰し、故障もありながら駆け抜けた姿は、ファンの記憶に残り続けるだろう。
【了】