“ドラフト1位超え”の大当たり! プロ入り後に大逆転の活躍を見せている現役投手6人
2023/10/30
産経新聞社
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プロ野球のドラフト会議は、毎年大きな注目が集まる。ドラフト1位入団の選手には、特に大きな期待がかかるが、蓋を開けてみれば、ドラフト1位以外の選手が大活躍するケースが多く存在する。そこで今回は、上位指名の選手より活躍し、ドラフト1位級の活躍を見せている現役投手を6人紹介したい。
西勇輝(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/81kg
・生年月日:1990年11月10日
・経歴:菰野高
・ドラフト:2008年ドラフト3位
これまで2桁勝利6回を記録するなど、先発投手として圧倒的なキャリアを積み上げている西勇輝。ドラフトでは3位入団となったが、同期入団の選手の中では、トップクラスの結果を残している。
2008年ドラフト3位でオリックス・バファローズに入団。同期入団となった甲斐拓哉(ドラフト1位入団)、伊原正樹(同2位)らと並んで将来を嘱望された。
高卒1年目から一軍のマウンドを経験すると、高卒3年目の2011年に先発ローテーションに定着し、2桁勝利をマーク。その後も結果を残し、2014年から3年連続で2桁勝利を記録した。
2018年オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使し、阪神タイガースに移籍。移籍初年度の2019年は26試合(172回1/3)を投げ、10勝8敗、防御率2.92をマーク。また同年は、持ち前のフィールドディングも評価され、自身初のゴールデングラブ賞に輝いた。
今季は、オリックス時代にも指揮官だったことのある岡田彰布監督が就任。不調に苦しむ時期もあったが、終盤のマジック点灯後には復調し好投を連発。18年ぶりリーグ優勝に貢献した。