“ドラフト1位超え”の大当たり! プロ入り後に大逆転の活躍を見せている現役投手6人
2023/10/30
産経新聞社
平良海馬(埼玉西武ライオンズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:173cm/93kg
・生年月日:1999年11月15日
・経歴:八重山商工
・ドラフト:2017年ドラフト4位
中継ぎで圧倒的な実績を残し、今季から先発に転向した平良海馬。いきなり2桁勝利を挙げるなど、格の違いを見せている。
八重山商工から2017年ドラフト4位で埼玉西武ライオンズに入団。投手陣に課題を抱えていたチーム事情もあり、斉藤大将(ドラフト1位)や伊藤翔(同3位)ら多くの投手と同期入団となった。
高卒2年目に早くも一軍デビュー。翌2020年は54試合登板で34ホールドポイント(1勝33ホールド)、防御率1.87の好成績を残し、新人王に輝いた。
2021年には39イニング連続無失点のNPB記録を樹立。翌2022年は61試合登板、9セーブ35ホールドポイント(1勝34ホールド)とフル回転の活躍を見せ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。
リリーフで圧巻の成績を残し続けていたが、先発にこだわりをもっていた平良。昨オフの直訴で念願を叶えた。すると、先発でも変わらぬ安定感を発揮。最終的に23試合(150回)を投げ、11勝7敗、153奪三振、防御率2.40をマークした。