“ドラフト1位超え”の大当たり! プロ入り後に大逆転の活躍を見せている現役野手6人
2023/10/30
Getty Images、産経新聞社
原口文仁(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/93kg
・生年月日:1992年3月3日
・経歴:帝京高
・ドラフト:2009年ドラフト6位
2009年ドラフト6位で阪神タイガースに入団した原口文仁。支配下では最も低い順位でのプロ入りとなったが、同期入団の中で最も戦力となっている。
支配下選手としてプロ入りを果たした原口だったが、故障の影響もあり高卒3年目の2012年オフに育成契約となった。
長らく二軍暮らしが続いたが、2016年に支配下へ復帰。同年は強打の捕手としてオールスターゲームにも選出されるなど、一気にブレイク。最終的に107試合出場、打率.299(規定未満)、11本塁打、46打点の好成績を残した。
その後もバットで存在感を示していたが、2019年1月に大腸がんを公表。それでも、懸命な治療とリハビリを経て、再び一軍の戦力となった。
内野手登録となった2022年には、シーズン後半から「5番・一塁」に定着。33試合の出場ながら、打率.324、2本塁打と優秀な数字を記録した。
今季は主砲・大山悠輔の一塁固定により、代打での出場がメインとなったが、勝負強い打撃とともにムードメーカーとしてもチームを鼓舞。18年ぶりのリーグ優勝に欠かせない戦力となった。