新たなセットアッパー誕生の予感。15年ドラゴンズ期待の育成の星〝岸魔神〟
中日ドラゴンズで、2015年に期待したい選手がいる。“岸魔神”こと岸本淳希だ。岸本がもしリリーフ陣の一角を担えたなら……さまざまな青写真が描ける。
2014/11/13
ドラゴンズ七不思議のひとつは、2015年も発動の予感
ドラゴンズファンで言われている七不思議のひとつ(七不思議については、いつか紹介したい)。それは毎年タケノコのようにポンポンとイキのいいセットアッパーが登場することだ。
連覇の2010年、2011年は浅尾拓也が大車輪の活躍を見せた。
2012年はルーキーの田島慎二が大活躍、2013年は岡田俊哉が台頭した。2014年は又吉克樹と福谷浩司がいなければチームはさらに下位に沈んだことだろう。
ひとえにスカウト陣の眼力とコーチ陣の育成力のたまものである。
2015年の期待の星は、岸本淳希だ。背番号は202。
昨年のドラフトで育成選手として入団した19歳の右腕である。
支度金は200万円、年棒は300万円。
こういう選手が活躍してくれると、ファンとしては大変うれしい。
敦賀気比高校時代は、エースとして春の選抜で4強入りの原動力となった。
ドラゴンズ入団後はファームで21試合に登板し、3勝1敗6セーブ、防御率は0.77という好成績を記録した。
シーズン後半からはクローザーに抜擢され、期待に応えている。
【次ページ】15年のリリーフ陣はより盤石になるはず!
1 2