新体制での“再建”へ…巨人、次期監督候補に挙がっていた5人。原監督退任で阿部新監督が誕生
2023/10/06
産経新聞社
松井秀喜
指導者経験こそないものの、読売ジャイアンツでの現場復帰が期待されていたのが松井秀喜だ。
1992年ドラフト1位で巨人に入団。ルーキーイヤーからセ・リーグ高卒新人記録となる11本塁打をマークすると、翌1994年からレギュラーに定着。1998年には打撃3冠(本塁打王、打点王、最高出塁率)に輝いた。
その後も巨人の中心選手として活躍。2002年には打率.334、50本塁打、107打点と傑出した数字を残した。同年は最優秀選手(MVP)に輝き、チームをリーグ優勝、日本一に導いた。
同年オフに海外FA(フリーエージェント)権を行使し、ニューヨーク・ヤンキースに移籍。メジャー2年目の2004年には31本塁打を放ち、2009年には日本人初のワールドシリーズMVPを獲得するなど、メジャーでも多くの実績を残した。
最後はNPBに復帰することなく、2012年に米国の地で現役を引退した。根強い人気を誇るだけに、将来の監督就任を待ち望む声も多い。
【了】