「悪いときに抑えるのがキャッチャー」プロ6年目初の開幕スタメン、ホークス斐紹に期待される勝利へ導くリード
3連覇を目指すソフトバンク。エースの攝津と今季復帰した和田の初戦でマスクをかぶったのは強打が魅力の斐紹だった。
2016/04/01
本拠地開幕戦後は捕手ミーティング
29日には本拠地・ヤフオクドームでの開幕を迎えた。黒星スタートとなったが、ファンの大声援を含めた地の利を活かして、ここから勝ち星を積み重ねていきたい。
ホーム開幕戦でまたも斐紹にスタメンマスクのチャンスが巡ってきた。和田毅とのバッテリーを組み、今度こそ勝利を導くリードをしたいところ。しかし、ブルペンでは好調だった球が走らない。序盤に先制を許し、6回4失点で降板した和田は「フォームもバラバラで良くなかった。今日に関しては斐紹は関係ない。僕が悪かったので、リードしづらかったと思う。申し訳なかった」と後輩を気遣った。結局、試合は6対2で敗戦。地元のファンに勝利の花火を見せることはできなかった。
試合後には工藤監督も含めて捕手ミーティングが深夜まで行われた。全球を振り返りながら、反省点を次回につなげていく。「(調子が)良いときに抑えるのは簡単。悪いときにいかに最少失点に抑えて、打線の援護を待つか。悪いときに抑えるのがキャッチャー(の役目)」と斐紹は振り返った。
ほろ苦い幕開けとなった2016年。しかしシーズンはまだまだ長い。この悔しさを糧に、力を発揮してほしい。
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